R.T.P(SHANGHAI) 中国ビジネス「あんな」「こんな」

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中国蘇州ショッピングモールの視察 Vol.1

◇経費(お金)をかけずに蘇州ショッピングモールを視察する方法(第一部:前編)

 

「上海|コンサルティング」会社兼「上海|生産|貿易|販売」会社である弊社ですが、

我々が業務に携わるプロジェクトは「上海」だけに限りません。

「中国|上海」第2弾、3弾はもちろん「中国|武漢」「中国|重慶」「中国|広州」などなど、

「中国」各地でプロジェクトが進行中です。

 

日本人パートナーが経営する「上海|コンサルティング」会社兼「上海|生産|貿易|販売」会社は、

当然、「日系企業」「日本人」のお客様とお話しする機会が多くなります。

そこで話題になるのが、「日系企業」が進出しているエリアとその動向です。

いい商談には、最新情報が不可欠です。

 

というわけで、

「中国|蘇州」を拠点に頑張っておられる「日系企業」様との面談の機会ができたので、

「日系企業」を中心に「中国|蘇州|ショッピングモール」の視察をしてきました。

 

今回、特に意識したわけではないのですが、結果的にそうなった(普段通り)ので、

経費(お金)をかけずに、効率よく、かつ内容の濃い

「中国|蘇州|ショッピングモール」視察をする方法をご紹介します。

 

■「江蘇省|蘇州市」

 「上海市」「江蘇省(省都:南京)」「浙江省(省都:杭州)」を総じて、

「長三角(長江デルタ)」地域と言います。

f:id:rtp_shanghai:20140727170728j:plain 中国で経済的に最も「豊かな」エリアと知られています。

 

「上海市」のお隣にあるのが、「江蘇省蘇州市」。

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市区人口(一般的に「蘇州市」と呼ばれる地域)が約550万人。

総人口(崑山市、太倉市、常熱市、張家港市を含む)が約1100万人という大都市です。

市区の西側は「太湖」に面し、市区の東北には「上海蟹」のメッカ「陽澄湖」があり、

「上海蟹」の季節になると、週末は「上海」から「蘇州」方面への高速道路は大渋滞になります。

「太湖」は中国で三番目におおきい淡水湖で、その大きさは琵琶湖の約3.6倍。

 

市内いたるところに水路が張り巡らされ、「蘇州」は「東洋のヴェニス」とも呼ばれています。

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それ以外にも、「中国四大名園」と呼ばれる

 「拙政園」f:id:rtp_shanghai:20140727194459j:plain  や 「留園」f:id:rtp_shanghai:20140727194500j:plain  の他

中国版「ピサの斜塔」

f:id:rtp_shanghai:20140727194502j:plain 「虎丘塔」  f:id:rtp_shanghai:20140727194501j:plain 「寒山寺」などなど

歴史的な名所もたくさんです。

 

そんな「蘇州」。「上海」のすぐお隣ということもあり、早くから「日系企業」の進出も盛んです。

特に最近は「商業」分野の進出も多く、そこで、

「蘇州」で一日、「日系企業」を中心に 「低コスト」「高効率」「濃内容」の

「中国|蘇州|ショッピングモール」視察方法をご紹介します。

 

「上海」⇔「蘇州」の移動手段と言えば、何と言っても高鉄(新幹線)です。

「蘇州」市区には、「蘇州」「蘇州北」「蘇州園区」の3つの高鉄駅があります。

「上海」からの所要時間は、わずか約30分。

 

「低コスト」「高効率」「濃内容」の視察には「蘇州」駅がおすすめ。

 地下鉄2号線に直結し、市の中心にあるため移動に便利です。

「蘇州北」駅も地下鉄2号線に直結しているのですが、非常に遠く、

「日系」中心の視察となれば、ほぼ全てが「蘇州」駅より南側になるので、今回はパスです。

 こんな感じです ↓

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今回、「蘇州」での「日系企業」さまとの面談が午後1時なので、

午前中にも効率よく視察ができます。

視察の鉄則、「まずは遠いところから」ということで、

今年4月に開業したばかりの、「イオンモール蘇州呉中」からスタートです。

 

「低コスト」「高効率」「濃内容」の「中国|「蘇州」|ショッピングモール」視察のためには、

事前調査(下調べ)が肝心です。

まずはHP( http://wuzhong.aeonmall-china.com/static/detail/access )で場所の確認。

おっと、想像以上に遠い、、、。地下鉄2号線終着駅からも、かなりの距離です。

「公交路線指南」(公共交通バス案内)を見ても地下鉄駅からの案内はありません。

「免費購物班車指南」(無料買物シャトルバス)はそもそも周辺住民対応のはずだけど、

ダメ元で見ると、、、おぉ!ありました!「地鉄快線」(地下鉄快速線)が!!

地下鉄「新家橋」駅とショッピングモールをノンストップで運行しているようです。

首班車(始発車)が9:25ということは、10時オープンに合わせているということ。

まさしく、「低コスト」=0円、「高効率」=到着即オープン です。

 

基準となる時間が決定したので、地下鉄の所要時間を逆算すると、

8時40分から50分くらいに「蘇州」駅に着けるのがベスト。

ipadのアプリでサクサク検索すると、ありました、ありました。

8:03「上海虹橋」発「漢口」(武漢)行きD3064次(号)。「蘇州」着が8:38。

 これに決定です。

ちなみに当日は、「中国|蘇州|ショッピングモール」の視察後は「上海」で、

日本人経営の「中国|内装|設計|デザイン」会社である、「device」さん

http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/    http://d.hatena.ne.jp/WhiteTree/ )

に企画していただいた会食があるので、帰りの列車も決めておきます。

G7143次(号)17:57「蘇州」発 18:22「上海虹橋」着で決定。

 

列車のチケットは当日駅で購入可能ですが、

●「中国」お決まりの長蛇の列

●平気な横入りとの格闘(笑)

●サービス精神のかけらもないチケット販売員とのやりとり  etc、、、。

朝一からのエネルギーの消耗を覚悟しなければなりません。

 

そんな時便利なのが、街中によくあるチケット代理販売所です。

f:id:rtp_shanghai:20140727175111j:plain 私どものオフィスの近くにもあります。

ただし、購入後の変更取り消しは、駅に行かなければできません。

 

さて、チケットも購入し、道中の路線バスの系統・降車停留所などもチェックし、

iphoneのメモに記入。

 

さぁ、出発です!

「低コスト」「高効率」「濃内容」の「中国|蘇州|ショッピングモール」視察のスタートは、

もちろん、路線バスから。

 

ということで、この続きは次回(第二部:中編)で。

 

「中国|上海」はもちろん、「中国」各地への他とは違う「とっておき」の「市場視察」。

私どもが、いつでもご案内いたします。

 

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