中国蘇州ショッピングモールの視察 Vol.1
◇経費(お金)をかけずに蘇州ショッピングモールを視察する方法(第一部:前編)
「上海|コンサルティング」会社兼「上海|生産|貿易|販売」会社である弊社ですが、
我々が業務に携わるプロジェクトは「上海」だけに限りません。
「中国|上海」第2弾、3弾はもちろん「中国|武漢」「中国|重慶」「中国|広州」などなど、
「中国」各地でプロジェクトが進行中です。
日本人パートナーが経営する「上海|コンサルティング」会社兼「上海|生産|貿易|販売」会社は、
当然、「日系企業」「日本人」のお客様とお話しする機会が多くなります。
そこで話題になるのが、「日系企業」が進出しているエリアとその動向です。
いい商談には、最新情報が不可欠です。
というわけで、
「中国|蘇州」を拠点に頑張っておられる「日系企業」様との面談の機会ができたので、
「日系企業」を中心に「中国|蘇州|ショッピングモール」の視察をしてきました。
今回、特に意識したわけではないのですが、結果的にそうなった(普段通り)ので、
経費(お金)をかけずに、効率よく、かつ内容の濃い
「中国|蘇州|ショッピングモール」視察をする方法をご紹介します。
■「江蘇省|蘇州市」
「上海市」「江蘇省(省都:南京)」「浙江省(省都:杭州)」を総じて、
「長三角(長江デルタ)」地域と言います。
中国で経済的に最も「豊かな」エリアと知られています。
「上海市」のお隣にあるのが、「江蘇省蘇州市」。
市区人口(一般的に「蘇州市」と呼ばれる地域)が約550万人。
総人口(崑山市、太倉市、常熱市、張家港市を含む)が約1100万人という大都市です。
市区の西側は「太湖」に面し、市区の東北には「上海蟹」のメッカ「陽澄湖」があり、
「上海蟹」の季節になると、週末は「上海」から「蘇州」方面への高速道路は大渋滞になります。
「太湖」は中国で三番目におおきい淡水湖で、その大きさは琵琶湖の約3.6倍。
市内いたるところに水路が張り巡らされ、「蘇州」は「東洋のヴェニス」とも呼ばれています。
それ以外にも、「中国四大名園」と呼ばれる
「拙政園」 や 「留園」 の他
中国版「ピサの斜塔」
「虎丘塔」 「寒山寺」などなど
歴史的な名所もたくさんです。
そんな「蘇州」。「上海」のすぐお隣ということもあり、早くから「日系企業」の進出も盛んです。
特に最近は「商業」分野の進出も多く、そこで、
「蘇州」で一日、「日系企業」を中心に 「低コスト」「高効率」「濃内容」の
「中国|蘇州|ショッピングモール」視察方法をご紹介します。
「上海」⇔「蘇州」の移動手段と言えば、何と言っても高鉄(新幹線)です。
「蘇州」市区には、「蘇州」「蘇州北」「蘇州園区」の3つの高鉄駅があります。
「上海」からの所要時間は、わずか約30分。
「低コスト」「高効率」「濃内容」の視察には「蘇州」駅がおすすめ。
地下鉄2号線に直結し、市の中心にあるため移動に便利です。
「蘇州北」駅も地下鉄2号線に直結しているのですが、非常に遠く、
「日系」中心の視察となれば、ほぼ全てが「蘇州」駅より南側になるので、今回はパスです。
こんな感じです ↓
今回、「蘇州」での「日系企業」さまとの面談が午後1時なので、
午前中にも効率よく視察ができます。
視察の鉄則、「まずは遠いところから」ということで、
今年4月に開業したばかりの、「イオンモール蘇州呉中」からスタートです。
「低コスト」「高効率」「濃内容」の「中国|「蘇州」|ショッピングモール」視察のためには、
事前調査(下調べ)が肝心です。
まずはHP( http://wuzhong.aeonmall-china.com/static/detail/access )で場所の確認。
おっと、想像以上に遠い、、、。地下鉄2号線終着駅からも、かなりの距離です。
「公交路線指南」(公共交通バス案内)を見ても地下鉄駅からの案内はありません。
「免費購物班車指南」(無料買物シャトルバス)はそもそも周辺住民対応のはずだけど、
ダメ元で見ると、、、おぉ!ありました!「地鉄快線」(地下鉄快速線)が!!
地下鉄「新家橋」駅とショッピングモールをノンストップで運行しているようです。
首班車(始発車)が9:25ということは、10時オープンに合わせているということ。
まさしく、「低コスト」=0円、「高効率」=到着即オープン です。
基準となる時間が決定したので、地下鉄の所要時間を逆算すると、
8時40分から50分くらいに「蘇州」駅に着けるのがベスト。
ipadのアプリでサクサク検索すると、ありました、ありました。
8:03「上海虹橋」発「漢口」(武漢)行きD3064次(号)。「蘇州」着が8:38。
これに決定です。
ちなみに当日は、「中国|蘇州|ショッピングモール」の視察後は「上海」で、
日本人経営の「中国|内装|設計|デザイン」会社である、「device」さん
( http://d.hatena.ne.jp/ShanghaiSpaceDesign/ http://d.hatena.ne.jp/WhiteTree/ )
に企画していただいた会食があるので、帰りの列車も決めておきます。
G7143次(号)17:57「蘇州」発 18:22「上海虹橋」着で決定。
列車のチケットは当日駅で購入可能ですが、
●「中国」お決まりの長蛇の列
●平気な横入りとの格闘(笑)
●サービス精神のかけらもないチケット販売員とのやりとり etc、、、。
朝一からのエネルギーの消耗を覚悟しなければなりません。
そんな時便利なのが、街中によくあるチケット代理販売所です。
私どものオフィスの近くにもあります。
ただし、購入後の変更取り消しは、駅に行かなければできません。
さて、チケットも購入し、道中の路線バスの系統・降車停留所などもチェックし、
iphoneのメモに記入。
さぁ、出発です!
「低コスト」「高効率」「濃内容」の「中国|蘇州|ショッピングモール」視察のスタートは、
もちろん、路線バスから。
ということで、この続きは次回(第二部:中編)で。
「中国|上海」はもちろん、「中国」各地への他とは違う「とっておき」の「市場視察」。
私どもが、いつでもご案内いたします。
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